Netflixでの韓国ドラマの人気
Netflixでの韓国ドラマの人気が高まっている。Netflix Japanのトップ10ランクに7作品が韓国ドラマになる週もあるくらいすでに多くの日本人のなかに韓国ドラマの人気が広まっている。Twitterを見ても韓国ドラマに関するツイートが多く、若者から中年女性まで連日自分たちが視聴中の韓国ドラマについてツイートしている。見ている作品もさまざまで最近ではNetflix以外にAmazon primeや、U-NEXT、Huluなど、さまざまなOTT(Over The Top、インターネット回線を通じてコンテンツを配信するストリーミング)サービスを利用している。媒体が増えたこともあり、見れるコンテンツが増えているのも事実である。
※下記は筆者が昨日したツイートで一般人でも1日で1万以上のインプレッション(デジタルマーケティングにおいて「広告の表示回数」のことを指す)があるくらい。
たまにNetflixサボってますよね。予告なぜ入れてくれない?😤恋慕ますます面白くなってますねー🤗#恋慕
— Life Magazine (@JapanlifeB) November 17, 2021
13話予告です!
字幕ないので最後のワンフレーズだけ教えますと、「チェキョテ オシミョン アンデンニダ チョルテ」は「私に近付いて来ないでください。絶対に」という意味です。🤔 pic.twitter.com/QGL7ofDCBb
韓国で流行ってるOTTサービスは?
日本に日本企業のU-NEXTとdTVがあるのであれば韓国にはWavve、Tving、Seezn、Watchaなど、さまざまな韓国のOTT企業が出てきた。そして、それぞれ独自の戦略でNetflixや、Amazon、Youtubeなどに対抗している。
※下記は韓国のOTTサービス別加入者数の集計である。単位は1千名。
上記の表を見れば分かるように2020年383万人とNetflixがダントツナンバーワンではあるものの、Wavveは210万人、Tvingは178万人と国産のOTT企業も独自のコンテンツで加入者を増やしている。アメリカのOTTサービスが主流の日本に比べると、韓国のコンテンツの多さが国産のOTTサービスが生き延びれてる理由のひとつでもある。両社ともまだ日本では展開してないものの、下記のヤフー記事のように2022年から日本での展開も考えていると発表している。
最新の韓国ドラマはどうやって見るのか?
上記でも記載したどおり、日本で最新の韓国ドラマが見れる方法はいまのところ、Netflixや、U-NEXT、Huluなどの有料コンテンツのみである。しかしながら韓国ドラマのヘビーユーザーであれば分かるが、我々が見たい最新のドラマはそちらにはないときがある。
最近で言うと、ハピネスや、ユミの細胞たちなどはNetflixのようにTvingオリジナル作品となっているため、Tvingからしか視聴することができない。
しかしながら、Tvingが日本に入ってくると言っている以上、あと数か月でTvingのコンテンツが見れるようになる。Watchaはすでにアプリからダウンロードができる状況である。ただし、WatchaにはTvingのような独自の人気韓国ドラマがまだ多くない。
イカゲームでも証明されたようにまさに「コンテンツ戦争」である。OTTサービス自体はもう技術的に難しいことはなく、WEB基盤のサービスは数か月でグローバルで展開できる時代かもしれない。しかし、大事なのは過去もそうだったし、いまもそうだが、ユニークなコンテンツが作れるかである。
最近の韓国ドラマを見るとそのコンテンツの重要性をさらに強く感じさせられる。イカゲームから海街チャチャチャ、最近では恋慕まで、コンテンツさえ、ユニークであれば韓国・日本のみならず、世界でバズる。ある意味恐ろしい時代である。
Tvingが日本に入ってくればVPNを使って仮想ネットワークをわざわざつなげる必要も無くなるが、それまでに無料で韓国の最新情報を得たい方には下記の方法をおすすめしたい。NAVER TVはアプリからもダウンロードできる。